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「本当の自分」について悩んだ時に読んでほしい本【生き方の教科書】

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「本当の自分」がわからない…。生きづらい。
自分を偽って過ごすのに疲れた。
「本当の自分」でいられる関係がほしい…。

今回の記事では、そういったお悩みをお持ちの方にピッタリの本をご紹介します。

「本当の自分」について悩んだ時に読んでほしい本

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かつての私も、「本当の自分」について悩みました。
おそらく、人の10倍は考えました。

どこにいても本音をいえず、自分が満たされていないと本気で感じていたからです。
また、本当は自分が何が好きで、何が嫌いなのか?
そんなことさえ、自分でわからない状態だったので、すごくモヤモヤしていたからです。

自分を受け入れられないまま、日々を過ごすのってかなり辛いんですよね。

しかし、今回ご紹介する本を読んで、スッと気持ちが軽くなったのを覚えています。

私以外にも「読んで、人生が変わった」と感じる方も多いはず。
そんな素晴らしい本は、ズバリこちら。

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』(講談社現代新書)

 

現在公開中の映画、『マチネの終わりに』の原作者でもある、
平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』という本です。

講談社現代新書から出版されています。

この本をひとことで表すと?
「本当の自分」について悩む人への「生き方の教科書」

タイトルにもなっている通り、
「自分とは何か」についてめちゃくちゃ考えさせられる良著です。

「本当の自分」について悩んできたあなたなら、
この本との出会いを、運命的だと感じるかもしれません。

本の中では、「分人主義」という、新しい考え方(人間観)をもとに
自分や他人の向き合い方や、自分を好きになる方法など

「本当の自分」についてなやできたあなたにとって、
その内容は「目からウロコ」なはず。

この本を読んだ多くの人が、大きな影響を受けていることも、
Amazonなどの評価が物語っていますね。

「分人主義」って何?

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さて、興味を持ってくださった方のために、

この本の根幹である「分人主義」という考え方について、私なりに少しご説明しますね。
より関心を抱いてもらえるきっかけになれば幸いです。

「〇〇主義」ってお堅い話が多いし、難しそう。
そんな方もスラスラ読めてしまう内容ですのでご安心ください。

分人主義って何?
「個人」をさらに切り分けた「分人」で自分(あるいは他人)を捉えようという考え方

どういうこと?と思った方は、下の画像をご覧ください。

about book

「本当の自分」について悩んでいる方は、
きっと普段は「ウソの自分」を演じているという認識があるはずです。

私もそうでした。だから、人と関わるたびに疲れて、ぐったりしていました。

しかし、「分人主義」では、

「本当の自分」は、唯一無二の存在ではなく、
「個人」を細かく切り分けた「分人」の集まりでできている

と考えます。

(『スイミー』という絵本をご存知の方は、
小さな魚たちが集まって、大きな魚のフリをしてマグロに挑んだシーン
浮かべると、イメージしやすいかもしれません。)

 

たったひとつの「本当の自分」も、演じて疲れる「ウソの自分」も幻想。

「仕事でのあなた」と「家でのあなた」、「恋人といる時のあなた」と「友達といる時のあなた」、さらにいえば、「スタバにいる時のあなた」と「スーパーにいる時のあなた」…。

全部、切り分けて考えてみようよということです。

 


「分人主義」についてはわかったけど、
「自分」の捉え方を変えたところで、現実は変わらないのでは?
と思う方もいるかもしれません。

確かに、現実自体は変わらないのですが、この考え方を取り入れるといいことがあります。

 

  • 他者を介した自分(分人)のことを、ポジティブに捉えられるようにな
  • 嫌いな自分(分人)は切り離すことができる
  • ▶︎つまり、ウソの自分・自分を全否定する自分が消える

このことって、生きづらさを抱える人にとっては、だいぶ大きいですよね。

私も、10年以上考えていたからわかるのですが、
「本当/ウソの自分」思考にとらわれていると、結局ひとりになってしまうんですよね。
それが楽なような気がするからですかね。

でも現実として、一人で生きていくわけにはいかず…。


しかし、この考え方を取り入れてみて、他の人と関わる自分を肯定できたら、
あなたの「本当の幸せ」にも近づいていくことができますよね。

現代の生き方として必要な「分人主義」

ここ最近、SNSにおいて、
「自己肯定感」や「生きづらさ」を話題にしている投稿をよく見かけるようになりました。

それほど、自分を受け入れられていない人が多い現状があるということですよね。

『私とは何か 「個人」から「分人」へ』を、
「生き方の教科書」とご紹介したのは、

ここに書かれていることが、
そういった現代を生きる人にとって必要な考え方だと感じたからです。

必要であると同時に、取り入れやすい考えなのかな
とも。

 

というのも、ほとんどの方が利用しているTwitterなどでは、
アカウントを複数持っているのが普通になっていますよね。

「リアアカ」や「趣味アカ」なんて言葉があなたに通じるのも、その証拠です。

ネットの世界では、無意識で「分人」単位で自分をみることができるのに、
現実世界では、それができない。
そんな人が多いのだと思います。

 

「分人主義」は、ある種Twitter的な生き方とも言えるかもしれません。
そう考えると、スッと入ってきたりしませんか?

この本では、現実においての生き方も、
複数のアカウントを持つように生きていいんだよということを、
ものすごく丁寧に教えてくれています。

少しでも気になった方は、是非ぜひ読んでみてくださいね。

 


私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

※追記


新書よりも小説が好き!
と言う方は、
同じ著者の『空白を満たしなさい』を読んでみてください。

サスペンス系の小説なのですが、
物語の中で、登場人物が「分人主義」について語っています。

文庫版だと、上下巻あります。
スリルを味わいながらも考えさせられるような、奥深いストーリーです。
「読み終わってしまうのがもったいない」と感じる作品の1つです。

個人的には、合わせ読みがベストかなと思います。

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